「KAKERA-30triangle」でディスプレイ台を作ってみよう!【Let’s try DIY】
KAKERAシリーズは、アイデアしだいで多彩なインテリアアレンジが楽しめる新しいインテリアDIY素材です。
コースター、アートパネル、ディスプレイ台、棚板、テーブル天板など自然が生み出した個性をそのまま活かし、世界に一つだけ!あなただけのオリジナルデザインを作ることができます。
今回は、「KAKERA-30triangle」を使って観葉植物用のディスプレイ台を作ってみました!
この記事が、皆さんの参考になれば嬉しいです。
🌲デザインを考えよう
KAKERA-30triangleでは、花形や蜂の巣模様、星形、波模様、3D効果など多彩な表現が可能です。
今回はシンプルな六角形のディスプレイ台デザインしてみます。
カラーも悩みどころです。
アカ(赤身) / シロ(白太) / アカシロA、アカシロB(源平)と4種類の組合せにより豊富なデザインをつくることができるので仮並べしてみました。
どれも個性があって魅力的な表情になります。
今回は、左上、真ん中上、左下の3つのデザインで、作ってみたいと思います。
①DIY始めての方向け(とても簡単)
②少しやったことがある方向け(ちょっと難易度があがる)
🌲まずは、簡単DIY(初心者向け)
◆準備するもの
・KAKERA-30triangle:12枚
・合板:1枚(20cm×20cm、厚み5.5mm)
※ディスプレイ台の径は約17cmです
・木工用ボンド
・のこぎり
・サンドペーパー:240番
①仮並べ~墨入れ
1.合板の上に、KAKERAを仮に並べてレイアウトを確認します。
2.並べた位置の目安になるように軽く墨(印)を入れておくと作業がスムーズです。
※慣れてくれば墨は省略してもOK。
②木工ボンドを塗る
・合板に木工用ボンドを塗ります。
・今回は、コニシボンドの速乾を使用。張り合わせ可能時間は約10分あるので焦らず貼り合わせることができます。(10分以内で貼れる面積の量を塗ってください)
③カケラを貼る
・墨に沿ってKAJERAを配置。
・ボンドに軽くこすり合わせるようにして位置をきめてください。
・最初のブロックがズレることがありますが、気にせずすべて並べてから最後に微調整しましょう。(10分以内ならまだ動きますので焦らず!)
④養生(硬化を待つ)
・荷重のかかる箇所や強度の必要な箇所では、クランプで圧着しますが、今回の様な箇所は軽く荷をかける程度で大丈夫かと思います。
通常、コニシボンドのクランプタイム120~180分ですが、この日の気温は34°!60分程度でほぼ固まってきました。
※クランプタイムとは、次の作業ができる程度までに硬化する時間のことを言います。
下の写真は、約1時間後の重しを撮った写真です。ボンドが透明になっています。(これがほぼ硬化した合図です)
ちなみに、オイルを塗る場合、ボンドをふき取らないとオイルが浸透しませんので注意してください。)
⑤合板のカット
・しっかりとディスプレイ台を固定し、カケラの端に沿ってノコギリで合板をカットしてください。カケラの端がガイドラインになりますし、合板も薄いので女性の方でも簡単にカットできると思います。
⑥ヤスリがけ
・ブロックは、240番のサンドペーパーで磨かれていますが、ヤスリがけのあまい箇所や施工中にキズや汚れが付いた箇所を納得いくまで磨いてください。240番は、中目ですが結構すべすべに仕上がります。もっと、すべすべに仕上げたい場合は、280番~400番で仕上げてもいいと思います。
私個人としては、オイルを塗る場合240番が一番オイルののりが良いような気がします。
完成~
ですが、せっかくなのでオイルを塗りたいと思
います。
🌲仕上げにオイル塗装
・今回は、ワコト「オイルのエボニー」を使用。ナチュラル系も良いですが、カラーオイルも個性が出て楽しいですよ。
※ワトコオイルは基本2回塗りです。
塗装手順
1_容器を十二分に振り、よく混ぜる
2_オイルを塗る(1回目)
・今回は、面積が小さいのでペーパータオルで塗りました。
・ワトコオイルは、粘度がゆるくとっても塗りやすいので、初心者におススメです。
・たっぷりと塗ってください。
・2度塗りしますし、木材に浸透しきれないオイルは浮いてきます。最後に拭き取ればOKです。ムラにはなりません。※拭き取りを忘れるとベトツキます。
3_15~30分程度放置する
・オイルが木材に浸透するのを待ちます。
4_オイルを塗る(2回目)
・2回目は薄く塗布
5_ウエット研磨
・オイルで塗れた状態で耐水ペーパー800番で磨きます。※メーカーの使用方法には、280~400番程度と書いてますが・・・
研磨することで、滑らかでしっとりとした質感になります。
※※同じ手順でミディアムウォールナット塗装もやってみました。
6_オイルのふき取り
・磨き終えたら、ペーパータオルでしっかりとオイルをふき取ります。
・拭き取りがあまいとベトツキの原因になりますのでしっかりとふき取り12~24時間乾燥させて完成です。
・塗装前と印象ががらりと変わりビンテージ風になりました。ナチュラル系で仕上げるのもいいですが、カラーオイルも個性的でいいですね!
いかがでしたか?DIYが始めての方でもオリジナルのディスプレイ台を作れそうでしょ?特別な道具も必要無く、意外と簡単だと思いませんか?
🌲応用編:少しだけステップアップ
初心者向けに作ったディスプレイ台は、側面に合板(5.5mm)が見えるのがデザイン的に気になる方もいるかもしれません。
のっけ台の様にフレームを組めば隠すことができるのですが、斜めカット技量やフレームの圧着に沢山のクランプが必要になってきます。
今回は少しレベルアップした合板の隠し方をご紹介します。
使用する合板の違い
材料や手順は、先ほどと同じですが、合板の寸法が違います。
・六角形にカットした合板(辺長7cm)を使用
→KAKERAの辺長8.5cmより小さいため、合板が隠れて浮いたような印象に仕上がります。
合板を重ねると、下の写真のような感じ
手順は先程と同じです。
・外周の6枚のKAKERAは、合板との接地面が少ないため側面にも木工ボンドを塗ってください。
・はみ出したボンドは、拭き取ってください。
・圧着し完成です。(無塗装です)
🌲3タイプを比較!
完成した3種類のディスプレイ台を比較すると、仕上がりの雰囲気が違って面白いですね。
合板が隠れ浮いた感じに見えますね!
スッキリとした印象です
赤の柾目無塗装は、少し上品な印象ですが、オイルを塗ることで、古木やビンテージ感を醸し出す仕上げをすることができます。
お好みで塗装してください。
🌲チャレンジのすすめ
六角形の角度カットが難しそうに感じるかもしれませんが、治具さえつくれば意外と簡単にできます。
Instagramに六角形カットをアップしていますので参考にして頂けましたら幸いです。
正確な六角形でなくても歪んでも良いかと思います。見えないところですので・・・・・。手ノコでのカットでもいいかと思います。5.5mmの薄い合板なので簡単にカットすることができまので・・・・・。
また、この後Instagramにディスプレイ台制作の動画もアップさせて頂きますので参考にして頂けましたら幸いです。
🌲まとめ
・手順は、作るものが大きくなっても同じです。
・木工ボンドや両面テープで合板に貼り付けるだけ。
・だだし、面積が大きくなると5.5mmの合板では反る可能性があるので、9mmや12mm厚の合厚への貼付けをおススメいたします。
是非、吉野杉のKAKERAを使って、自分だけのディスプレイ台を作ってみてください。
夏休みの宿題や思い出にお子様と!チャレンジしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございます。
コメント
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。