🌲吉野杉のツーバイ材で玄関ベンチ脚を作ってみよう!
前回ご紹介したベンチ脚の作り方です。
【ベンチ脚②】
図面なし!イメージで木材をカットしてつくりました。
図面は、後からこのために作ったものです。
吉野杉1×3材:15cm×2本×2脚
吉野杉2×3材:36cm×2本×2脚
材料は、たったこれだけです。
①材料のカット
2mものをカットして使用しました。
端は、直角が出ていない可能性があるので改めて揃えます。自作丸ノコガイドです。丸ノコの安全な使い方は前回お話ししたとおりです。覚えてますか。(笑)
続けて、墨を入れ寸法どおりにカットします。
※カット済の木材を使用して頂いてもOKです。手間は省けますが、少し割高になります。
どちらを優先するかですね。
材料がカットできました。
②ビス位置を決める
1×3の厚みは19mm。真ん中にビスを打ちたいので端から1cm×1cmのところに墨を入れます。
※ほんとは0.95cmですけど測りにくいので・・・
この定規、扱いやすいですよ。
③下穴をあける
ワンランク上の仕上がりを!
ビスを隠します。
以前にご紹介した、スターエムという会社の下穴開け+皿取り加工+ビス埋込用穴開け、埋木栓取りができるビッドの出番です。
穴深さを決めるストッパーを取付けました。
④木工ボンドとビスで組み立てる
※ポイントは、指の腹でしっかりと接続部分がズレてないかきっちり合わせてズレない様にビス止めすることです。クランプ等を使いきっちり固定するといいと思います。
⑤ダボ栓をつくる
同じ木材から作りました。
⑥ダボ栓をねじ込み蓋をする
木工ボンドを塗り、ダボ栓をねじ込み金づちでたたく
のこぎりでカット
ヤスリをかける
240番のヤスリをかけます。
完成
オイルは、ワトコオイルのエボニーを塗っています。
手順は、1回塗って約1時間オイルが木材に浸透するのを待ち、2回目を塗り耐水性1000番のヤスリで磨いて仕上げています。
※図面のように、補強するとより強度が増すと思いますが、無しでも大丈夫かと思います。
が、強度試験や耐久性試験をやっていませんので何とも言えないところです。
DIYでの棚などは、さほど問題無いとは思いますが、椅子は人が安心して体を預けるものなので安全性は重要ですね。
機会があれば、どのぐらいの強度があるのか試験してみたいと思います。
物が溢れ、量産された製品がネット等で簡単に手に入る世の中ですが、DIYは、既製品にはない「自分らしさ」を家に取り入れる素晴らしい趣味です。
意外と、簡単に作れますので皆様も是非チャレンジしてみてください。
木材は、日本の森を守るためにも国産材をお使い頂けますと幸いです。
DIY Lifeで、素敵な週末を!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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