🌲週末DIY 吉野杉の折りたたみローテーブル!
🌲車中泊の時に車内で使っているセンターポール式テーブルの部品を無くしてしまったのをきっかけに、今回は車中泊用&アウトドアでも使える「折りたたみ式ローテーブル」をDIYしてみました。
車内だけでなく、外にも持ち運べるので便利になること間違いなし!
図面なしで、木材の無駄を極力減らせるように工夫しながらサイズを決定。結果、偶然にお車内でも外でもちょうど良いサイズ感になり大満足!
いろいろ、トラブルもあり手直しに時間がかかってしまいましたが、商品化してみたら面白いかも!とか良さそうなアイディアも浮かんで来て楽しい時間を過ごすことができました。
ある程度の、図面は絶対に書いておいた方が失敗や手直しが少なくて済む!やっぱりこれは確かです。
DIY初心者の方でも、比較的簡単に作る内容なので、是非チャレンジしてみてください!
🌲材料
厚みと幅は、当店の規格サイズですので、カットするのは、長さ(L)だけです。
天板は杉の白太、脚は、赤身をチョイス!
🌲組立
①天板の枠づくり
1_ 2_
3_
4_
1_テーブルソーに自作の45°カット治具をセット
2_治具の端に木材を合わせてカット
3_木工ボンドで塗る
4_自作のコーナークランプで圧着
45°カットでの枠づくりは、慣れるまでとても難しいと思います。どうしてもどこかで隙間ができてしまいます。ここは、見えるし隠し用が無いところなので失敗が許されないところです。しかし、以下のポイントを押さえればできると思います。
ポイントは、
1.4本の木材の長さを正確にカットすること!
2.精度よい治具を作っておくこと!
丸ノコやスライド丸ノコでのこの2つのポイントを押さえておけば精度の良い作品ができると思います。
あと、木工ボンドは、クランプで圧着することにより強度が増しますので、しっかり!じっくり!圧着して硬化を待つことをおススメします。
木工ボンド+ビスが一番強度があると思いますが、ビスを使わない木材継ぎって憧れあこがれちゃいますね。(笑)
②天板取付け
1_ 2_
1_最初に基準となる端の天板を枠に貼付け、1cmのスペーサーを挟み順に天板に木工ボンドを塗って配置していきます。
2_木材がずれないように注意しながら、クランプでしっかりと圧着します。
あまり強度の必要ない箇所ですので、ビスは使わないで木工ボンドのみで固定します。
※別の作業もしていたので3時間程度このまま放置していました。
③脚の加工
写真は、完成後のものになります。
図面を書かずに、頭の中で計算して材料をカットしたため、ここで失敗してしまいました。
テーブルの内寸法は57cmなので、脚の長さは、28cmにして1cm余裕があるのでOK。
脚の取付けは、鬼目ナットを使用 OK。
(失敗1)
脚は折りたためるように加工が必要なのですが、R30程度だ大丈夫だろうというのが失敗でした。
よく考えると回るわけがありません。(泣)手直しです。
1_ 2_
3_ 4_
5_
1_トリマーで加工(失敗角度です)
2_38mmの厚みですので、1.9mm×1.9mmの所に鬼目ナットを取付ける位置を印します。
3_8mmドリルで穴を開け鬼目ナットを六角レンチで取付けます。
4_脚の底は、R25°にしました。(治具をつくりました)
5_ジョイントボルトM6-30と鬼目ナットM6-13を使用しました。
※手直しの写真はありません。
④脚の組立て
1_ 2_
1_貫を取付ける位置に墨を入れます。
2_木工ボンドとビスで脚と貫を固定します。(2組作ります)
⑤テーブルと脚の組立て
1_ 2_
1_ジョイントボルトを取付ける穴を9mmドリルで開けます。脚と同じ1.9mm×1.9mmの位置に穴を開けます。
2_六角レンチで、ジョイントボルトを鬼目ナットにねじ込みます。
(失敗2)
1か所少しズレて、ジョイントボルトが入りません。おそらく鬼目ナット側の穴が微妙にずれた様です。鬼目ナットの穴は大きいので、数ミリずらして鬼目ナットを締めなおすのは不可能です。(泣)
ですので、少し足を短くカットして鬼目ナットの付け替え及びR加工のやり直しです。
脚の長さは、28cmから26cmになってしまいました。
(手直しした写真はありません)
失敗しないための対策
鬼目ナットは、数ミリずれてもジョイントボルトが入りませんので、テーブル枠と脚を借り止めして下穴を同時に開けることをおススメします。
別々に開けるとズレる可能性が高いです。
完成
いろいろ手直しがありましたが、なんとか完成しました。
サイズは、
幅 :60cm
奥行:35.5cm
高さ:26.5cm
車内使いにちょうどいいサイズとなり大満足です。
市販されたものを購入するのも良いですが、自分好みのサイズのものを無垢材で作ると愛着がわきますし、外使いすると自然に溶け込みオシャレですよね。イメージと簡単な下書きき図面があれば比較的簡単に作れますので、是非、週末DIYにチャレンジしてみてください。
天板と脚のバランスも良い感じに仕上がりました。
杉は、軽いので持ち運びにも便利ですよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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