DIYの幅が広がるトリマーテーブル!
今日から9月だというのに、まだまだ暑い日が続きますね。皆さま、体調管理に気をつけながらDIYを楽しんでいきましょう。
さて今回は、届いたばかりの「トリマーベースホルダー」を使って、自作のトリマーテーブルを作りましたので、その作り方と実際の使用感をご紹介します。
「紹介するほどのものでもないかも…」と思いましたが(笑)、きっと「やってみようかな」と思っていただけるはずです!
皆さまは、トリマー使ってます?
トリマーがあるとDIYの幅が一気に広がります。 例えば、
・面取り
・溝堀り
・切り抜き
・ならい加工
・サークルカットなどなど。
先端ビットを交換すれば、デザイン性の高い加工もできてとても楽しい工具です。
当店のものづくりでもトリマーの出番は多いです。
・KAKERAの面取り
・時計のムーブメント設置加工
・テーブルの波加工
・フローティングシェルフブラケット取付加工
といった場面で大活躍しています。曲線部分の加工もほとんどトリマー頼みです。
準備するもの
・ベースホルダー
・12mmの合板
・電動ドライバー
・30mmドリルビッド
・下穴ドリルビッド
・皿ザグリ加工ビッド
作り方
STEP1
合板の中心にベースホルダーを置き、ビス穴とビッドが出る穴の位置に印を付けます。
STEP2
・印を付けたビス穴箇所に下穴を開ける
・真ん中は、30mmのドリルビッドで穴を開ける
STEP3
・ビスが飛び出さないように、皿ザグリビッドで穴を加工する
STEP4
・ベースホルダーを取付ければ完成!
今回は新しいベースホルダーを使いましたが、既存のトリマーについているベースプレートを外して同じように取り付けても大丈夫です。その際は、もともとのビスを流用すると良いですよ。
下の写真は、トリマーを設置した状態です。
5mmのストレートビッドを付けています。
ビッドが出るセンターがズレちゃいました。(笑)問題無いです!
今後、使いやすい様に、ビッドの端にラインを入れておきました。しかし、ビッドの径を変えた時には使えませんが・・・
今回、トリマーテーブルを設置したのは、テーブルソーの延長テーブルをだしたときの隙間です。
テーブルソーのガイドフェンスもうまく使えそうです!
実際に使ってみよう!
・5mmのストレートビッドを使って、杉板の端から、1cmの位置に5mm×5mmの溝を掘ってみたいと思います。
1_テーブルの天面から5mmビッドを出す
2_ビッドの端から1cmの位置に平行ガイド(フェンス)となる木材を設置し前後をクランプでしっかり固定する
3_トリマーのスイッチをonにして、ガイドに沿って杉板を前進させる
ポイント
・木材をしっかり押さえる(抵抗が大きいので注意)
・送り方向を間違えるとキックバックが起こりやすく危険
・深く削る場合は、1回3mm以下を目安に、数回に分けて徐々に削る(トリマーへの負荷軽減と安全性のため)
※今回は、5mm幅のビッドなので負荷が少ないと判断し5mm削りました。(負荷はありませんでした。)10mmビッドを使うなら2回に分けるのがおすすめです。
完成!
無事に、きれいな溝を掘ることができました!
正確な加工ができると、DIYの精度や楽しさもぐっと上がりますね。
まとめ
トリマーテーブルを自作すると、作業の安定性が増し、加工の幅が大きく広がります。ちょっとした工夫で仕上がりの精度が変わるので、DIYの満足度もアップ!
「トリマーは持っているけど出番が少ない…」という方は、ぜひテーブル化に挑戦してみてください。思った以上に使いやすくなり、DIYの相棒として大活躍してくれるはずです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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